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はぴりで 〜Happy Reading Report〜

英語の多読でHappy Reading! 簡単な洋書からレベルを上げていって、100万語を読むことを目指します。
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『The Fruitcake Special and Other Stories』を読む。
シリーズ名:Cambridge English Readers Level 4(CER4)
YL:4.5
総語数:17000語
累計語数:903301語

The Fruitcake Special and Other Stories』を読む。

化粧品会社で香水を開発しているAnnaは、試作中の香水にお弁当に持ってきたフルーツケーキを入れてしまいます。ところが出来上がった香水"The Fruitcake Special"は惚れ薬になっていて、Annaは上司のMr Amosやレストランのウェイターたちから一目惚れされてしまいます。そんな惚れ薬の香水"The Fruitcake Special"がもたらす騒動とは。という内容。("The Fruitcake Special"より)

本書は短編集で、表題作の"The Fruitcake Special"のほか、催眠術の途中で催眠術師が倒れてしまって催眠術にかかったままとなる叔母の話("The Real Aunt Molly")、サルの知能をあげる薬を開発した女性研究者の話("Brain")、他人の考えてることがわかってしまう本を手に入れたビジネスマンの話("The Book of Thoughts")、時間を止めてしまう能力を持った笛を手に入れた男の話("Finders Keepers")の5編の短編が収録されている。
ストーリーとしては2本目の「The Real Aunt Molly」がおもしろい。催眠術にかかってしまって性格が変わるという話はよくあるけど、催眠術の途中で催眠術師が倒れて、催眠術がかかったままとなってしまうというのは、なかなか見かけない展開。
ちなみに催眠術師は英語で"hypnotist"。どう読んでいいのかもわからない初めて見る単語だけど、"he gives people suggestions and order after he has made them go to sleep.(彼は人々を眠らせた後に暗示や命令を与えます)"と書かれているので、何とか催眠術師のことだとわかる。
あと最後の2本の「The Book of Thoughts」と「Finders Keepers」がよかった。どちらも「他人の考えていることがわかる本」や「時間を止める笛」といった不思議なアイテムを手に入れる話でありながら、それぞれ違った結末になっている。最後にどう終わらすのかなと思ったら、そうきたかという展開。
この本は別のCER4の本よりは読みやすかったかな。短編集だというのもあって、話が短く結末がわかりやすいというのもあるかも。ただ結末がわかっても、途中の展開で理解しきれていないところとかもあるから、まだしっかり読めていないのかもしれない。

この本で90万語通過。CER4をまとめ買いしたので、ここのところCER4を続けて読んでいるのだが、ちょっとまだ読解レベルが追いついていないみたい。しばらくはやさしい本に戻ってみたほうがいいのかな。

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『But Was It Murder?』を読む。
シリーズ名:Cambridge English Readers Level 4(CER4)
YL:4.5
総語数:17000語
累計語数:883301語

But Was It Murder?』を読む。

アンティーク家具ショップのオーナーのAlex Forleyが自宅で死んでいるのが発見されました。検察医は自殺だというのですが、捜査に乗り出したRod Eliotは長年の警察づとめの勘から他殺ではないかと疑います。Eliotと部下のBowenはAlexの隣人や恋人、主治医などの関係者の聞き込みを始めます。Eliotの言うようにこの事件は殺人事件なのでしょうか。という内容。

タイトルの「But Was It Murder?(だがこれは殺人だろうか)」のとおり、Alexの死が自殺なのか他殺なのかがストーリーの鍵。手口としては古典的な方法なんだけど、なるほどそうきたかという感じ。
ということで最終の動機や手口のあたりは読み解くことができたんだけど、話全体を通してしっかりと理解できたかはちょっと疑問かも。結末がわかってから読み返してみるとそうでもないんだけど。
一つ前に読んだ『The Amsterdam Connection』とは逆で、全体のストーリーはつかめるのに、一つ一つの文章レベルでは理解できていないという気がする。ちょっとまだ読解レベルが足りていないのかなあ。
それと久しぶりにCERで英語圏のお話かと思ったら、英国独特のお祭りに引っかかってしまった。ストーリーは11月5日の"Guy Fawkes Night(ガイフォークスナイト)"の花火大会と平行して進んでいる。日本ではあまり馴染みのない風習であるけど、英国ではかなり大騒ぎするお祭りみたい。
こういった英国独特の文化や風習とかがわかるともう少し楽しめるのかも。

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『The Amsterdam Connection』を読む。
シリーズ名:Cambridge English Readers Level 4(CER4)
YL:4.5
総語数:18000語
累計語数:866301語

The Amsterdam Connection』を読む。

Kate Jansenはロンドンの新聞"Daily Echo"の記者です。彼女の元上司であり友人のMax Carsonがオランダ・アムステルダムで死体となって発見されました。KateはMaxの死の真相を探るため、アムステルダムに向かいます。そして、"The Amsterdam Connection"とよばれるサッカー賭博のシンジケートなどが事件にからんでくることがわかります。はたしてKateは謎を明かすことができるのでしょうか。という内容。

今度はオランダが舞台の話。本当にCERはワールドワイドだな。
ということで相変わらずオランダ語の地名・人名に悩まされる。オランダ語と英語はつづりが似ていることもあって余計にややこしい。この英単語は初めて見ると思ったらオランダ語の単語だったり。
それでもオランダ語の食べ物・飲み物などには"Koffie verkeerd or 'wrong coffee', the Dutch name for coffee with milk(Koffie verkeerd、もしくは「間違ったコーヒー」--ミルクを入れたコーヒーのオランダ名)"とか"jenever, the strong Dutch gin(jenever--強いオランダのジン)"といった説明がある。だけどその時に"jenever"という単語をしっかり覚えておかないと、あとで"jenever"という単語が出てきてもわからなくなってしまう。まあ、"he drank his jenever.(彼はjeneverを飲んだ)"とあるから、"jenever"とは何か飲み物のことなんだろうと推測できるかな。
サッカーを題材にした話なので、PeléCruyffなどの往年の名選手、AjaxBarcelonaなどのヨーロッパの強豪チームの名前が出てきてサッカーファンにはおもしろいかも。さすがに舞台となるロッテルダムのサッカークラブは"Rotterdam City Football Club"という架空のチームになっていたけど。
ただちょっと読みにくい話だった。オランダ語の壁はなんとかクリアできたけど、どうも話の展開のペースがつかめなくて、どこまで話が進んでいるのがわかりにくかった。英語の一文一文は理解できるんだけど、通しで読むと読みにくいという印象。

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『多読・多聴最強ガイド』を読む。
多読・多聴最強ガイド』を読む。
学研から出版された酒井先生監修のムック。3月上旬の発売だったけどようやく入手できた。
内容は多読・多聴実践者のインタビューやアンケート、児童書・GRのテキストと各出版社の担当のオススメ本の紹介、ポッドキャストなどの多聴素材の使い方など。付録CDが2枚ついていて、うち1枚はMP3形式で10時間以上の音声データが収録されている。自分は多聴はしていないんだけど、MP3形式で収録するというのはうまい方法だな。
児童書・GRのテキストは以下の7本が収録されていた。ざっくりと読んでみたのでその感想をば。

1本目、『Brave Mouse: Part 2』はLLL3のテキスト。川に落ちたSamを助けたMouseは腕に怪我をしてしまいました。Mouseの友達のBenはMouseの母親を呼びに走ります。知らせを受けたMouseの母親の車に乗ってみんなは病院に向かいます。という内容。
1ページに大きなイラストと1〜2行の英文が書かれたテキスト。タイトルにもなっている"Brave(勇敢な)"という単語だが、最後に登場する"Brave Mouse!"という文章は「えらかったね、マウス」といったところかな。辞書でいう「勇敢な」という意味より、もっと子供らしい表現なのかも。

2本目、『Gran』はORT5のテキスト。Kipper、Biff、Chipの兄弟の家に彼らのおばあちゃんのGranがやってきます。Granは子供たちを連れて遊園地に向かうのですが、そこでとんでもないことが起こってしまいます。という内容。
こちらは1ページに大きなイラストと3行の英文。挿絵イラストにいろいろなお遊び要素が入っていておもしろい。英文のほうも繰り返し表現が多く、その繰り返しがまたおもしろい内容になっている。
なお、この『Gran』と前の『Brave Mouse: Part 2』はページ下に酒井先生の解説コメントがついてきている。

3本目、『Girl on a Motorcycle』はアメコミ風のイラストが特徴の本。アメリカ大陸をバスで横断しているKennyはカリフォルニアの小さな町で一泊します。同じ頃ロサンゼルスのスーパーマーケットで強盗事件が発生していました。TVのニュースで防犯カメラの映像を見たKennyは、同じホテルに宿泊していた女性のMelが強盗犯かもしれないと彼女を探るのですが…。という内容。
全11章のうち8章を収録。Melの部屋に忍び込んだKennyが見つかりそうになって窓から逃げ出すところで終わっている。うまいところで切っているなあ。結末まで読んでみたくもあるんだが、さてどうしたものか。

4本目、「The Girl with Green Eyes」はOBW1の短編集『One-way Ticket』に収録されている短編。BillとJulieの夫婦は休暇を郊外で過ごすため列車に乗ります。列車の旅に退屈している妻のJulieをよそに、夫のBillは同席した茶色い帽子の男と話し続けます。他にもビジネスマン風の男、子供を連れた母親といった乗客のさまざまな人間模様をのせて列車は走るのですが…。という内容。
こちらは短編1話をまるまる収録。予想通りの結末であったけど、もう一ひねりしてくるかと思っていたのでちょっと残念。「The Girl with Green Eyes」というタイトルはJulieの瞳が緑色だということと、"green eye(嫉妬)"をかけたもの。この"green eye(嫉妬)"という表現がわからないとおもしろくないのだが、こういった表現は辞書をひかないとわからないかも。

5本目、『Little Women』はオルコットの「若草物語」のRetold。Meg、Jo、Beth、AmyのMarch家の四姉妹をめぐる物語。ある年のクリスマスの2日前、姉妹が南北戦争に従軍している父親からの手紙を受け取るところからお話は始まります…。という内容。
Penguin Active Reading(PAR)シリーズからでているテキストだが、内容は前に読んだPGR1版の『Little Women』と同じものだった。前に読んだときには、四姉妹で話すところでこの"She"は誰だとか、台詞の"You"は誰だとかということに悩んでいたけど、だいぶ洋書を読みなれていたきたのか、今回はそれほどでもなかった。
ちなみにPGRとPARの違いは、PARのほうが判型が大きく、挿絵もフルカラーとなって、練習問題などのアクティビティが充実しているらしい。

6本目、『Six Sketches』はジョーク集。6本のテキストのうち3作を収録している。検札がきた列車の中で切符をどちらが持っていたかでもめる夫婦。妻のNormaは「私が常に正しいのよ」と夫のColinを叱りつけるのですが…。という内容。(「I'm Right」より)
台本のように台詞だけで書かれているテキスト。3作目の「The English Teacher」がおもしろかった。英語で興味深いのは2作目の「Wedding day」で繰り返し登場する"nervous"という表現。日本語でいう「ナーバス」は「神経質」という意味だけど、ここでは「落ち着きがない」という意味になりそう。

7本目、『The Well』は台詞にマンガのような吹き出しを使った挿絵の本。火山の噴火で故郷の村を離れた祖母が、枕もとの亡き祖父の写真から「村に残っている井戸の水がほしい」とお告げを受けます。それを聞いた孫のLiaとJayの2人は村に行って井戸の水をくもうとするのですが…。という内容。
"water(水)"は不可算名詞だから、「バケツ一杯の水」は"a bucket of water"となる。よく英語の教科書では"a glass of water(コップ一杯の水)"というけど、今回は井戸の水だからバケツでくむわけだ。またLiaが持っていく水筒の水は"a bottle of water(水筒一杯の水)"となっている。
それと"some water(いくらかの水)"というのもよく出てきた。ただこの「いくらかの」という日本語表現がどうも変な感じ。"some water"だとしっくりくるんだけどな。これが英語のまま理解するということかな。

以前にも書いたが、雑誌に収録されているYLが0〜1くらいのテキストを読むことで、定期的にパンダ読みができることになる。LLLやORTとかを読んでみると、頭がすっきりとリフレッシュするような気がするな。


Brave Mouse: Part 2(Jeremy Strong)
シリーズ名:Story Street, Longman Literacy Land Step 3(LLL3)
YL:0.3
総語数:111
累計語数:841792
Literacy Land: Story Street: Beginner: Step 3: Guided/Independent Reading: Brave Mouse: Part 2 (Literacy Land)
Jeremy Strong

Gran(Roderick Hunt)
シリーズ名:Oxford Reading Tree Stage 5(ORT5)
YL:0.5
総語数:309
累計語数:842101
Oxford Reading Tree: Stage 5: Storybooks: Gran (Oxford Reading Tree)
Oxford Reading Tree: Stage 5: Storybooks: Gran (Oxford Reading Tree)
Roderick Hunt

Girl on a Motorcycle(John Escott)
シリーズ名:Oxford Bookworms Starters(OBW0)
YL:0.9
総語数:1100(全11章のうち8章を収録)
累計語数:843201
Girl on a Motorcycle (Oxford Bookworms Starters)
Girl on a Motorcycle (Oxford Bookworms Starters)
John Escott

One-way Ticket(Jennifer Bassett)
シリーズ名:Oxford Bookworms Stage 1(OBW1)
YL:2.0
総語数:2000(短編1話を収録)
累計語数:845201
One-way Ticket (Oxford Bookworms Library) [CD Pack]
One-way Ticket (Oxford Bookworms Library) [CD Pack]
Jennifer Bassett

Little Women(Louisa M. Alcott)
シリーズ名:Penguin Longman Active Reading Level 1(PAR1)
YL:1.2
総語数:1900(全10章のうち4章を収録)
累計語数:847101

"Little Women" (Penguin Longman Active Reading)
Louisa M. Alcott

Six Sketches(Leslie Dunkling)
シリーズ名:Penguin Readers Level 1(PGR1)
YL:1.0
総語数:600(全6話のうち3話を収録)
累計語数:847701
Six Sketches (Penguin Readers, Level 1)
Six Sketches (Penguin Readers, Level 1)
Leslie Dunkling

The Well(Clare Harris)
シリーズ名:Macmillan Readers Starter(MMR0)
YL:0.8
総語数:600
累計語数:848301
The Well (Macmillan Reader)
Clare Harris

「多読・多聴最強ガイド」累計語数(blogmeter用データ)
総語数:6620語
累計語数:848301語

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『The Slumber Party Secret』を読む。
シリーズ名:Nancy Drew Notebooks #1
YL:3.5
総語数:10000語
累計語数:841681語

The Slumber Party Secret』を読む。

Rebeccaは自分の誕生日に"Slumber Party(パジャマパーティ)"を開くため招待状を作ります。ところがその招待状が誰かによって盗まれてしまいました。さらにRebeccaのノートには「パーティを台無しにするぞ」という脅迫めいた文章まで書かれてしまいます。Rebeccaの親友のNancy Drewはいったい誰のしわざなのか推理しようとするのですが…。という内容。

「Nancy Drew Notebooks」の1作目。"Notebook"とシリーズ名がついているだけあって、Nancyは手がかりをノートに書き込んでいく。最後の謎解きもノートに図解しながら説明したりしてノートをフル活用している。今わかっている手がかりをノートにわかりやすくまとめてあるので、読書の手助けになる。
タイトルの"Slumber Party"とは「パジャマパーティ」のこと。アメリカでもこういう友達が集まってお泊り会をするのが楽しいみたい。あと男子女子の間でグループができていたり、女子の中でも仲良しグループがわかれていたりするのもどの国も同じ。まだ小学3年なので、女子から見た男子はいつもふざけて邪魔ばかりしているといった感じ。
そのため登場人物も多く、誰が誰と仲良しかというのもあって、ちょっと話が複雑だった。なかなか小学生の交友関係は難しい。
Rebeccaのノートに書かれた脅迫文は"You'll be sorry. Your party is doomed!(お前は後悔する。パーティーは破滅を迎えるだろう)"といった内容。"doom(破滅)"という恐ろしい単語は使われているけど、「パーティが台無しになる」という程度の意味だろう。他にも"ruin(荒廃)"、"awful(恐ろしい)"、"terrible(ひどい)"、"disaster(災害)"なんて単語が使われているけど、どれもパーティがめちゃくちゃになるには大仰な単語のような気がする。まあ誕生日を迎えるRebeccaからすれば本当に破滅的な出来事なんだろうけど。
このへんが辞書で引く単語と文脈から推測する単語の違いかな。

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『The Boxcar Children』を読む。
評価:
Gertrude Chandler Warner
Albert Whitman & Co
(1989-06)
シリーズ名:Boxcar Children #1
YL:2.5
総語数:16803語
累計語数:831681語

The Boxcar Children』を読む。

Henry、Jessie、Violet、Bennyの四兄弟は両親を亡くして孤児となってしまいます。街から街へとさまよう彼らでしたが、ある日、森の中で一台の古びた貨車(Boxcar)を見つけます。兄弟はその貨車に住むことにします。森で迷った犬を拾ったり、近くのゴミ捨て場から使えそうな食器を見つけたりと、"Boxcar Children(貨車の子供たち)"となった彼らの貨車での生活はさまざまなことが起きます。という内容。

「Boxcar Children」シリーズの1作目。YLは2.5とそんなに難しくはないけど、ページ数が150ページ以上とちょっと厚め。ということで少しずつ読んでいった。
貨車に住む"Boxcar Children"となった彼らだけど、あまり悲惨な感じはしない。むしろ貨車の生活を楽しんでいるという気がした。このへんは前に読んだ『Robinson Crusoe』に近いものを感じる。
表紙画像はちょっとクラシカルなイラストだけど、中の挿絵が黒一色で描かれており、影絵みたいな味わいのある挿絵になっている。顔も黒塗りで表情もわからない絵だけど、こういう挿絵のほうがかえって想像力が働くからいいかもしれない。
英語で興味深いところとしては、まだ学校に行ってなく文字が読めない末の弟のBennyのために、姉のJessieとVioletが燃えかすの炭を使って文字を書いた本を作るというエピソードがある。そこで書かれた本のテキストは、"See me. See me run. I can run. Can you run?(私を見てください。私が走るのを見てください。私は走ることができます。あなたは走ることができますか?)"という内容。アメリカの国語の教科書も最初はこんな感じなのかな。
しかも最初の2枚は"SEE"と"ME"の1単語が1枚ずつ書かれただけのもの。でもBennyには"It is too hard for me.(僕には難しすぎるよ)"らしい。そんなBennyにどうやったら文字を読んでもらえるかなと姉たちはいろいろ試行錯誤する。最後にはBennyは文字に興味を持って読めるようになるのだけど、そのきっかけがなかなかおもしろかった。
今こうやって英語の本を多読し続けているけど、これは多少なりとも英語の予備知識があるから多読できているわけで、"SEE"も"ME"も読めないところから本を読むということが想像できない。"SEE"も"ME"も知らないアメリカの子供たちはどうやって英語の本を読みはじめるのだろう。

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『Who Cloned the President?』を読む。
シリーズ名:Capital Mysteries #1
YL:3.2
総語数:6837語
累計語数:814878語

Who Cloned the President?』を読む。

ワシントンD.C.に住む少女KCは、大統領が右手で署名をしているのをTVのニュースで見ます。確か大統領は左利きのはず。大統領がクローン法案に反対していたという新聞記事を読んでいたKCは、TVに映っているのは大統領と入れ替わったクローン人間だと考えます。大統領の謎を探るため、KCと友達のMarshallはホワイトハウスに忍び込むのですが…。という内容。

「Capital Mysteries」シリーズの1作目。タイトルに"Capital(首都)"とつくだけあって、ワシントンD.C.を舞台にしたお話。ちなみに著者のRon Royは「A to Z Mysteries」シリーズでも知られている。
クローン人間を取り扱う話なので、同じ顔の大統領が2人出てくる。そのため2人の大統領のどちらが本物の大統領なのか。最初に読んだときは混乱した。ただこれは話がわかりにくいというよりは、入れ替えトリックが上手くできているというべきかな。
それとこういった話だと最後に本物を見つけて偽者を退場させないといけないんだけど、どういう結末にするのかなと思ったら、こちらも上手いまとめ方になっていて感心。
アルファベット2文字のKCの本名はKatherine Chistineというみたい。KCの母親に"Katherine Chistine, what are you doing here?(キャサリン・クリスティーン、ここで何をしているの)"と叱られるシーンがある。英語では親が子供を叱るときに愛称でなくミドルネーム込みの名前で呼ぶという話を聞いたことがあるけど、なるほどこういうことか。
あとKCたちはホワイトハウスに忍び込むために、Marshallが飼っているクモを利用しようとするんだけど、クモを出し渋るMarshallに対して、KCが"Your spiders are going to save the president of the United States, They'll be famous! Charlotte only saved a pig!(あなたのクモは合衆国大統領を救うことになるのよ。有名になるわ。Charlotteは豚を助けただけじゃないの)"と説得する。もちろんこのCharlotteは『Charlotte's Web(シャーロットのおくりもの)』に登場するクモのCharlotteのこと。こういった別の本の話が出てくるところもおもしろいな。

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『The Golden Compass(ライラの冒険 黄金の羅針盤)』を読む。
評価:
---
Mary Glasgow Magazines
(2008-01-07)
シリーズ名:Scholastic ELT Readers Level 2
YL:3.2
総語数:8000語
累計語数:808041語

The Golden Compass(ライラの冒険 黄金の羅針盤)』を読む。

Lyra BalacquaはOxfordにあるJordan Collegeに住む女の子。Lyraの叔父のLord Asrielは北極で異世界に通じる謎を発見します。Lyraも一緒に行きたいと頼むのですが、Asrielはそれを断ります。しかし、謎の女性Mrs. CoulterがLyraに一緒に北極へ行かないかと誘います。旅立つLyraに学長は"alethiometer(真理計)"と呼ばれる黄金の羅針盤を渡します。という内容。

先日公開されたばかりの映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」のノベライズ。映画での場面写真も挿絵にたくさん使用されていていい感じ。巻頭に人物紹介や世界観の解説も写真付きでていねいに説明されていた。巻末にも学習用のアクティビティのほかに、著者のPhilip Pullmanのインタビューや、"FIND YOUR DÆMON(君のダイモンを見つけよう)"といった「ダイモン占い」のコーナーも収録されている。
英語だけみれば1000語レベルなのでそんなに難しい単語を使っているわけではないんだけど、"panserbjøne(よろいグマ)"などライラの世界独特の単語が多くて大変。特に"dæmon(ダイモン)"の設定はかなり特殊だし、普通の英単語だけど"Dust"という単語が物語の中で特別な意味を持って書かれている。このへんがファンタジーの読みにくいところか。それにしても、相変わらず"æ"とか"ø"のアルファベットが多く出てくる本を読んでいるなあ。
ストーリーの内容については映画公開中でもあるので、詳しいことは書かないが、映画を見ている人はもちろん、まだ見てない人も十分楽しめる内容になっていると思う。ただ映画のノベライズなのでとにかく展開が速い。原作を2時間にまとめて、それをさらに本文40ページにしているから、すごい駆け足で書かれている。
いつか原作のほうも読んでみたいけど、こちらはYLが8.5くらいあるようなので、まだまだ先のことになりそう。

The Golden Compass (His Dark Materials)
The Golden Compass (His Dark Materials)
Philip Pullman

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『Jojo's Story』を読む。
シリーズ名:Cambridge English Readers Level 2(CER2)
YL:2.6
総語数:9100語
累計語数:800041語

Jojo's Story』を読む。

Jojoの住む村は焼かれて全滅させられてしまいました。ただ一人助かったJojoは、自分だけがなぜ生き残ったのだろうかと自問自答しながら廃墟となった村をさまよい歩きます。やがてJojoの村に国連軍の兵士と英国人の新聞記者のChrisがやってきます。一人で村に残っているのは危険だと言って、ChrisはJojoを他の子供たちのいる施設に連れていくのですが…。という内容。

多聴多読マガジン 2008年 04月号』の「快読快聴ライブラリ」に収録されていた作品。第1章だけ先に読んだのだけど、なかなかおもしろかったので、続きを読んでみた。
第1章を読んで疑問点だったJojoの村を焼いた"the Men(男たち)"が誰なのかはわからないまま。ただ川向こうから来た男たちとあるだけ。逆にこの相手の顔の見えないところが逆に戦争の怖さを出しているような気がした。
Jojoは今までの村の暮らしと大きく異なる環境の中で、さまざまな疑問を持ちます。なぜ国連軍は村を焼いた男たちと戦わないのか。なぜ「国境なき医師団」は村を焼いた男たちの村の子供たちも助けようとするのか。
紛争に巻き込まれ家族を失ったJojoからすれば、村を焼いた男たちは絶対に許すことができない存在。しかし、国連軍や「国境なき医師団」からすれば、紛争を停めることや子供たちを救うことが大切と考える。この紛争当事者である現地の人々と、外からやってきた人々との考え方の違いが興味深い。
結局、Jojoも銃を持って戦うことになるのだが、この結末は少年兵の悲劇というよりも、ずいぶん前に読んだ『Sam the Minuteman』を思い出す。こちらはアメリカ独立戦争の時の少年兵のお話。200年前のアメリカでも自分たちの国を守るために少年が戦っているわけだから、現代のアフリカでも同じようなものか。いろいろ考えさせられるお話。

この本で80万語通過。このところCERで英語圏以外の国のお話を読むことが多いので、英語以外の単語を目にすることが多いなあ。今回も"Médecins Sans Frontières(国境なき医師団)"というフランス語が登場するし。まあ世界は英語だけでないから、さまざまな言語に出会うのは悪いことじゃないけど。

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『多聴多読マガジン 2008年 04月号』を読む。
多聴多読マガジン 2008年 04月号』を読む。
今回の「快読快聴ライブラリ」は4本のテキストを収録している。ざっくりと読んでみたのでその感想をば。

1本目、『Gold』は金の歴史や特性についてあらわした本。古くから金は装飾や貨幣として使用されてきました。また希少性や耐久性、さまざまな用途に使われることから価値のある金属とされてきました。という内容。
ツタンカーメンの黄金のマスクなどの多くの金装飾や、金貨、インゴットの写真が多く使われていて、とってもゴージャスなテキスト。見ているだけでお金持ち気分。英語もそんなに難しいことはなく、"last(もちこたえる)"を動詞として使っているのを初めて見たくらい。

2本目、『The Rainbow Machine』はOxford Reading Tree Stage 8(ORT8)のテキスト。空にかかる虹は、大型トラックに積まれた"The Rainbow Machine"によって描かれていたのでした。ある時、新人のFredが虹を描こうとしますが、操作に不慣れなためとんでもない虹を描いてしまいます。という内容。
虹を作る機械という発想は大胆だけど、挿絵にはそれらしい装置が描かれていて、なんか本当にありそうな機械のように思えた。虹の色は国によって異なるけど、この本では7色となっている。ORTはイギリス英語なので"seven colours"というつづり。子供たちが「どこでもドア」みたいなところから出てきたり、"the magic key"というアイテムが登場するけど、このシリーズの設定なのかな。

3本目、『Night at the Museum』は映画「ナイト ミュージアム」のノベライズ。失業中のLarry Dalayは自然史博物館の夜間警備員に就職します。そこにはT-Rexの化石をはじめさまざまな展示物がありました。一人で夜警をしていたLarryに先輩のCecilは鍵と書類を手渡すのですが…。という内容。
映画のノベライズなので、各場面の写真が挿絵として使われているし、人物紹介も写真つき。冒頭の2章だけの収録だけど、なかなかおもしろそうな展開なお話。で、やっぱり映画のノベライズは台詞まわしがうまい。収録ページの前ページにあるScholastic ELT Readersの広告を見ると、『The Golden Compass(ライラの冒険 黄金の羅針盤)』もRetoldされていた。ちょっとこのシリーズを読み出してみようかな。

4本目、『Jojo's Story』はアフリカの少年の物語。Jojoの住む村は焼かれて全滅させられてしまいました。ただ一人助かったJojoは、自分だけがなぜ生き残ったのだろうかと自問自答しながら廃墟となった村をさまよい歩きます。祖母の「死者の霊が守ってくれる」という言葉を思い出したJojoは生きのびることを決意します。という内容。
こちらも冒頭の1章のみの収録。ミステリやスリラー、ロマンスの作品が多いCERの中では珍しい社会派小説とのこと。この段階では登場人物がJojoだけで、なぜ村が焼けたのか、誰が焼いたのかというのがわかりません。わかるのは"the Men(男たち)"が焼いたということだけ。これだけでも続きが読んでみたくなります。
Jojoは自分はどうすべきかを常に自問自答しているのだけど、"I say to myself."、"I tell myself."、"I talk to myself."と、say/tell/talkを使い分けている。この3つの動詞(それと"speak"も)の違いは頭ではわかっているつもりけど、なかなかすぐには使い分けできないなあ。

今月号は収録数がいつもより1本少なく4本だけだったけど、どれもおもしろいお話で、シリーズの他の作品や続きを読んでみたくなるものばかり。
それと特集が「自分のレベルを自己診断」ということで、上記の他にも1ページだけのテキストがいくつか収録されていて、今の自分のレベルを計るベンチマークとして使えるようになっている。一つ前に読んだばかりの『How I Met Myself』も収録されていた。
読んだばかりのテキストが収録されているのは、うれしいような、損したような。


Gold(Nicolas Brasch)
シリーズ名:First Forward
YL:0.9-1.1
総語数:497
累計語数:787658
Amazon.co.jpでは取り扱いがないようです。

The Rainbow Machine(Roderick Hunt)
シリーズ名:Oxford Reading Tree Stage 8(ORT8)
YL:0.9
総語数:992
累計語数:788650
Oxford Reading Tree: Stage 8: Storybooks (Magic Key): the Rainbow Machine (Oxford Reading Tree)
Oxford Reading Tree: Stage 8: Storybooks (Magic Key): the Rainbow Machine (Oxford Reading Tree)
Roderick Hunt

Night at the Museum(Lynda Edwards)
シリーズ名:Scholastic ELT Readers
YL:2.2-2.4
総語数:1100(Chapter 1,2のみ)
累計語数:789750
Night at the Museum (Scholastic ELT Readers)
Night at the Museum (Scholastic ELT Readers)
Lynda Edwards

Jojo's Story(Antoinette Moses)
シリーズ名:Cambridge English Readers Level 2(CER2)
YL:2.6-2.8
総語数:1191(Chapter 1のみ)
累計語数:790941
Jojo's Story: Level 2 (Cambridge English Readers)
Jojo's Story: Level 2 (Cambridge English Readers)
Antoinette Moses

「快読快聴ライブラリ」4月号累計語数(blogmeter用データ)
総語数:3780語
累計語数:790941語

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